長崎に降る雪

 2021年、明けましておめでとうございます。本年も気の向くままに旅の事、アートの事などUpしていければと思っています。

 そんな年末年始ですが、みなさん如何お過ごしだったでしょうか。私はと言うと長崎で過ごしてきました。突然ですが長崎の路面電車、”ななつ星in九州”を手掛けたあの!水戸岡鋭治さんデザイン”で、通称”みなと”と呼ばれる路面電車が1台だけ長崎市内を走っているのですが、こちら前回の夏の帰省では1度もお目に掛かれませんでしたが、今回は最寄り駅で降りたところに丁度止まっていました。いきなりラッキーでした。
 
 こちらの電車、内装も素敵で値段も他の電車と変わらず - 長崎の路面電車はどこまで乗っても一律130円 - ですので、長崎訪れる機会がある際は見つけて乗ってみるのはいかがでしょうか。

 季節は移ろい長崎もすっかり冬景色でしたが、お隣の家にブーゲンが咲いているかと思ったら、その直ぐ近くに山茶花の花が咲いていたり、いつも長崎くんちのポスターが貼ってあるところは(おくんちは昨年はコロナで中止になり今年もどうなるのか分からない為か)、狛犬のポスターになっていたりするかと思うと、いつも同じ場所で見るネコがいつもの場所で寛いでいて変わらない日常だなぁと思っていても、町中はすっかりお正月モードになっていたりの長崎の町でした。

 そしてもう1つ大事な事が - コロナ禍であってあまり話題にはなっていませんが、国連の核兵器禁止条約の発効が2021年1月22日といよいよです。

 
 年末は日本列島に寒波が吹き荒れ、長崎もご多分に漏れず12月30日は本当に寒かった。この日の夜から、ちらほらと雪が舞い出し翌朝はほんのちょっとだけ積もっていた。長崎で雪が積もるなんて年に1回あるか無いかくらいのもんだから丁度私の滞在中に積もるとはタイミングがいいんだか悪いんだか。寒いのは私はあまり好きではないのだが、こうして年に1回程の雪であればやはり綺麗だなぁと思ってしまい、ついついちょっと出掛けて写真を撮りに行きたくなってしまう。

 いつもは横目に見て過ぎる若宮稲荷さんの階段を上りちょっと横道に入ると坂本龍馬達が過ごした亀山社中へ。ここから龍馬たちもきっと同じような景色を見たのであろうか - この辺りに来るももう雪はちょっとばかし溶け気味に。

 中島川に掛かるめがね橋辺りまで来た頃にはもうすっかり雪も溶けてしまってる感もあったが誰かが残した落書き - 積雪1センチの文字。

 それにしても朝早くからこの辺りに来る事もあまりないので、朝の光の中散策するのもいいものだ。ブーゲンも元気に咲いていて、季節は一体いつなんだか。それにしても雪が降っても元気に咲き誇るブーゲン、2021はこんな風に寒さにも負けず、コロナにも負けず元気で過ごしていきましょう。

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