別府、湯煙とアート紀行 〜 別府の旅2026

 4度目の、そして約1年ぶりの別府だ。

 前回は陸路で別府までの旅だったけど、今回は飛行機を利用したので久しぶりの大分空港。そうか、ここは別名ハローキティ空港というのか。そんな事もすっかり失念していた。

 羽田から約2時間ほどのフライトで大分空港へ到着。さすがに空路だと早い。

 バゲッジクレームを抜け空港内に出るといきなりの足湯、しかもハローキティデザインだ。湯の国に来たのだなぁと否が応でも旅気分が盛り上る。

 が、ここでは足湯に入る時間もなくバスで別府市内へ。車窓から見える風景も何だか懐かしい。

 因みに今回は別府在住の友人宅2階の1室を間借りすることに。あらかじめ別部屋に同居人が居る事は聞いていたのだが、到着してその同居人に会ってびっくり。何と10年ほど前に横浜で何度か会った事がある方だった。彼は何年か前に横浜を離れていたのだが、今は韓国と長崎の対馬を拠点に色々と活動しているそうだ。

 懐かしさもあったが、今回の滞在中、彼のお陰で色んな人に会う事もでき、わたしの旅に彩りを添えてくれた。

 一旦彼とは別れ、夜また会う約束をし、わたしは町歩きへ。現在、別府の町中各所では「清島アパートアートフェスティバル」と銘打って、別府にある清島アパートで滞在制作しているアーティストさんの作品を町中の各会場で展示するイベントを行っていた(こちらのイベントは3/1で終了)。

 温泉だけでなくアートも堪能でき、やっぱり別府はいい町だ。

 町歩きの後はバスに乗って山間の温泉地へ。

 前回に引き続き、泥の温泉 ー 鉱泥温泉に行きたかったのだが、こちらは午前中しか営業していないため、もう少し山側にある紺屋地獄へ。こちらもなかなか良き泥の温泉で身も心も温まる。

 その後はまた町中に戻り、同居人と合流する前に麦焼酎を1杯だけ。肴は大分らしく、とり天と太刀魚の刺身で。太刀魚の刺身は長崎でも食べたことがなく、今回初めて口にしたのだが、実に美味しかった。やはり同じ九州でも食べている魚とか、ちょっとずつ違うものなんだなぁと感心しながら堪能。

 翌日は、例の清島アパートアートフェスの一環で開催されているウォーキングツアーへ。アーティストさんの解説で地層・断層・重力をテーマとした話を聞きながら別府東部を歩くというもの。

 別府の東側 ー 浜脇地区までは以前訪れたことがあったのだが、今回はもう少しその先まで歩き、別府の新しい風景を再発見。

 地層・断層・重力の話もとても興味深く色々と楽しめました。

 今回の旅は温泉にでも入ってのんびりしてこよう、と思い別府にやって来たのだが、到着してみたらイベント沢山、そして懐かしい友との再会もあったりで、ちょっとばかり忙しい旅だった。

 しかし、それと同時に実に充実した旅にもなった。

 町中にある共同浴場巡りもして、湯巡りも堪能。

 別府はやはりよいところ、またいつか行きたい町である。