ジャカランダの咲くころに

 6月19日、遂に県またぎの移動が解除されました。とは言え、暫くは様子見・・・と思っていましたが、どうしてもこの時期に行きたい場所があり-それが今回訪れた熱海-と言うのも、2年ほど前に訪れた宮崎、そこで友達が教えてくれたジャカランダという花。「ジャカランダの季節もいいので、今度はぜひジャカランダの咲いている頃にでも来てください~。」と言ってくれ、その時初めてこの花の名前を聞いたのだが、調べてみると、紫色のとても美しい花で、これはぜひ、いつか見てみたいと思っていた花。

 しかし、なかなかこの時期にタイミングを合わせて宮崎まで行くのも難しく、どうしようかと思っていたところ、熱海でも見られると知って、これは俄然行きたくなり、今回熱海まで足を運んできました。-熱海での咲き頃は6月初旬から下旬にかけて、という事で、この辺りのタイミングを逃してしまうとまた来年、そしてこの先もどんな状況になるか分からないってのもあるので、行ける内に行っておこう!

 -そんな訳で行きは横浜から踊り呼号に乗って熱海まで。
  電車に乗ったのは実に2ヶ月ぶりでした。

  踊り呼号だと横浜から熱海までノンストップ、そしてたったの55分で到着です。熱海で降りるのは実は今回お初。尾崎紅葉の「金色夜叉」はまだ読んでいないけど、寛一お宮の名前くらいは知っていたのですが、町中至るところ、この”寛一とお宮”見かけました。しかしいつ見ても足蹴にしているのはちょっとひどいなぁと思ってしまう。

 昭和感溢れる街並みを抜け、ぐーっと下がると海へ!それにしても熱海は何とも坂の多い町、長崎出身の私もびっくりな急な坂が沢山で移動がなかなかにしんどかった。

 国道135号線の海岸沿いに出ると、ここにも本家本元?寛一お宮像があり、その辺りをぐるっと囲むようにジャカランダ遊歩道がありました。毎年ジャカランダフェスなるものをこの時期にやっているようですが、今年は中止。どのようなイベントかは不明ですが、まぁイベントもちょっと興味もありますが、何と言っても人が少なく、ゆっくりと見ることができました。

 遂にお目に掛かれましたジャカランダ、遊歩道の出入り口にはポルトガル語の看板も掛かっていました。
 ジャカランダは元々はブラジルの花で、大航海時代にポルトガル人が本国に持ち帰り、ポルトガルやブラジルではメジャーな花みたいですね。ポルトガルやブラジル、そしてこの美しい紫色は実に異国情緒を感じさせてくれました。
 そして、ここ熱海はポルトガルのカスカイ市と姉妹都市の関係にあるらしく、カスカイ市から熱海市へ2本のジャカランダも贈られ、今もすくすくと育っているという事で、それもそれで何だか嬉しいですね。

 それにしても熱海は温暖なのか、ジャカランダだけでなく、熱帯の花、そして私の好きなブーゲンビリアも町中に咲き乱れていて、まさに花の町、でした。ブーゲンとジャカランダの競演も見られて、なかなかの満足。

 遊歩道を過ぎると直ぐに熱海サンビーチ、ロケーションも最高で、地元の飲み物を購入してしばしビーチで寛いだり。しかし、思ったのはやはり温暖な気候のせいなのか、町中に花が溢れているせいなのか、お店の人達みんなフレンドリーと言うか話好きで、ちょっと社交辞令的に話しかけてくれるのでなく、色々と話をしてくれて、そんなところも良かった。

 都心からも直ぐに行けて、しかも海も温泉もあり、みんな親切でもあるし、これは実にアリだなぁ、と。
 そんな訳でぜひまた訪れてみたいと思います。
 
 そしても勿論いつか、宮崎のジャカランダ、こちらも見てみたい。

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