ある冬の日の昼下がり - 日々のこと、徒然なるままに。

 年末に2番目の姉から連絡があった。姉はこちらから連絡しても頻繁に返信する方でもないので、あちらから連絡があるのは珍しい事であった。

 聞くと、年明けに入院&手術をする事になったという事であった。
 正に寝耳に水とはこの事である。

 4年程前に私も入院した経験があり、その時手術は何とか回避、そして無事に退院できた訳であるが、その節はこの姉には大変お世話になり、「姉弟(きょうだい)なのでやはり心配だ」みたいな言葉を掛けてくれ、その時私はぼやっとしていたのか、「そんなもんか」位にしか感じていなかったのだが、この度立場が逆になってみて、あの頃の姉の気持ちが分かった気がする。

 そして先日無事手術も成功してくれ、この1ヶ月ほど何となしにモヤモヤとした気持ちで過ごしていたのであるがようやく一安心した。

 そんなこんなで始まった2022年だけど、昨年末から撮り貯めていた写真、なかなかこのBlogでも紹介し切れなかった分をようやく紹介。

 ー あんなにしょっちゅう行っていた横浜にもここ最近は行けていなかったのだが、久し振りに訪れてきた。
 横浜の日本大通(象の鼻テラス辺り)から赤レンガ倉庫をぶらっと歩いてみると、景色は一変、という訳でもなかったが以前はなかったような新しいものができていたり(開通したロープーウェイも無事にまだ運行していたり)と、ちょっとばかり目新しくなっていました。

 お気に入りの北インドカレー屋もまだまだ健在で、こちらも再訪。ここのカレー、たまに食べたくなるのです。

 ここ最近は都内や横浜でも美術館にもあまり足を運べていない。昨年秋に中之条、北アルプスと立て続けに大きな芸術祭を2つばかし鑑賞し、それらでやや満足気味というか、大きな展示にはあまりアンテナが向いておらず、近頃は友達の展示を見に品川や新宿に出かけたり。昨年末、東京方面で最近行ったと言えばこの2都市くらいか。

 年が明けてすぐにどかんと雪が降り、うちの近くでも結構積もりました。その日は一歩も外に出るつもりはなかったのだけど、折角だからと写真を数枚撮りに家の近くをうろうろと。しかし、私はやはり寒いのは苦手で寒くなる季節の度、雪国には住めないなぁと思ったり。

 きーんと空気が冷えるこの季節、大気は澄んでいるというか研ぎ澄まされた感じもして、写真映りはよくなるのですが、やはりいかんせん寒いのは苦手で春が待ち遠しい。

 春はまだまだ遠し、か。

 長崎から帰って来て羽田から乗ったバスの中から見た景色、そして先日これまた友達の展示で訪れた銀座の帰り道、いずれも冬らしい光が美しい、そんな景色を眺めながら、春よ早く来い、とそんな事を思うのでした。

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