神宮の杜 野外彫刻展「天空海闊」へ

 最近自転車で走る距離が段々と伸びてきて、先日は明治神宮まで走って来ました。うちから20kmほど、走るのに丁度いいと言えば丁度いいし、もうちょっと先まで走れそう。

 で、何故わざわざ明治神宮まで行ったかと言うと、現在開催中の神宮の杜 野外彫刻展「天空海闊」展を観る為に。「天空海闊」と書いて、「てんくうかいかつ」と読みます。

 もう3月からずっと美術館に行っていないし、そもそもが閉館中の美術館が多い中(やっとちらほら再開の動きも!)、そろそろ何らかの作品を観たいと思っていたところ、折りよく屋外の彫刻作品の展示が!
 これなら閉じられた空間でもない上、人との距離とか色々気にする事なく作品を楽しめるし、とてもいい企画だと思いました。

 代々木公園に自転車を停めて、てくてく歩いて明治神宮まで。そー言えば、ここ-代々木公園の入り口-にもありました淺井裕介さんの作品が。まだ初期の作品でしょうか。今とはまたちょっと違った感じです。

 そして、いつの間にやらJR原宿駅も新しくなっていました。

  第一鳥居を抜けててくてく歩いて行くとまず最初の作品、松山智一さんの『Wheels of fortune』-2.6 x 4mの鹿の角の作品です。

 ステンレスで造られたとても美しい作品で、初っ端から素敵な作品でこれは期待できそうです。-公式の解説によると「現代における同時性と、古来より存在する普遍性を抽象的に表現している。」-作品との事。

 
 更に歩を進めます。お次は名和晃平さんのその名もずばり『White Deer』-名和さんと言えば2018年に広島県、福山市にある神勝寺-禅と庭のミュージアムの洸庭での見事なインスタレーションが印象的でした。その時のBlogはこちら

 今回は立体作品、このWhite Deerはインターネット上に現れた鹿の剥製を取り寄せて、3Dスキャンして得たデータを元に制作された作品-との事。

 新緑の中に佇む白い鹿がとても美しかった。

 
 しかし、新緑美しいこの季節、神宮の杜の中を散策しながら、アート作品を見られるなんて、何とも贅沢な時間!しかし、パブリックアート的で、鑑賞も無料なのですからありがたいと言えばありがたい。

 お次は私も大好きな作家さん三沢厚彦さんの『Animal 2012-01B』
三沢さんの作品は東京駅近くにあったり、以前は道後オンセナートで拝見しました。愛くるしい動物の作品の数々、どれも素敵でこのWhite Tigerもまた素敵でした。富山県立美術館にもある三沢さんの作品、これもいつか見に行かねば、と思っています。

 
 Mapによるともうお一方-船井美佐さんの作品がある筈なのだが、なかなか見つからず。船井さんの作品だけちょっと離れた場所にありました。

 しかも、ミラーになった作品は自然の中に溶け込んでいるようでもあり、最初見逃しそうになったり、しかし、その自然との一体感が実に素晴らしかったです。

 船井美佐さんの『Paradise/Boundary-SINME-』-SINMEとは神馬の事でした。反射してこちら側と向こう側を表しているので最初シンメトリーのシンメ?かと思ってしまいました。。そんな訳はなく、神馬を奉納する絵馬の風習をモチーフからこの作品が生まれたそうです。

 これで4作品コンプリート。どの作品も素晴らしかった。もう少し足を延ばして弓道場辺りへ。この辺りは人もそれ程おらず、のんびりとするにはいい場所でした。

 最後は杜のテラスでコーヒーも頂いて。ぶらっと歩いて作品を見て、お茶して、とやはりこんな1日の過ごし方っていいですよね。美術館や芸術祭にも普通に行ける日常が早く戻ってくることを願うばかり。

 因みにこちらの展示は12月までやっているようなので、季節が変わるとまた作品の表情も変わって面白そうですね。また見に行きたいと思います。

 みなさんもよければぜひ。

神宮の杜 野外彫刻展「天空海闊(てんくうかいかつ)」公式サイト

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