京都、大原三千院

 京都大原と言えば三千院、三千院と言えば大原である。それ位有名な寺院であるし、この紅葉の時期とても混んでいるとは分かっていたけど、やはりバスで小1時間も掛けて大原までやって来た訳でもあるので、折角という事で立ち寄って来ました。

 宝泉院や勝林院を回っていたらお昼を過ぎてしまい、どこかで食事を・・・と思ったがやはりこの時間とても混んできており、しかもそれ程お店がない、大原の後は京セラ美術館に行く予定でもあったので、お店に並んで何処かで食事している時間もあまりなかったので、結局団子を1串だけ買って、ひとまず空腹を凌いだ。

 そして向かった三千院。門をくぐって受付へ。既に沢山の人が並んでいたけど仕方がない。チケットを購入して、後は人の流れに従ってのご参拝となった。

 何だか人波に流れされながら、まさに流れ作業的にお庭を拝見したり散策して行ったと言う感じでしたが、流石は三千院、やはり立ち寄って良かったと思わせてくれる素晴らしい景観の庭園や建物 - 往生極楽院でした。

 三千院の紅葉もそれはそれは見事であったけど、庭園に群生している苔も実に見事であった。見た目がふわふわとして一面の緑、そしてそこに広がる色付いた落ち葉、そしてお地蔵さんたち。

 このお地蔵さんがいる辺りまで実に人が多い、という印象だった。ここで分かれ道的になっており、右手に行くと門から外に出られる。片や左手に行くとちょっと小高い山になっている。多くの人が右手の出口に向かっていたけど、折角なので左手に折れてちょっとした山に向かった。 - これが正解で、この先人も大分減り(そのまま出口から出た人が半数だとしたら、単純に混み具合が半減したと言う感じだ)、割とのんびりと散策が出来た。

 途中弁財天様に挨拶して、更に山を登ると不動明王様が居る金色不動堂へ。そして最後は観音堂へと続くコースだ。

 一休憩して最後は下りながら、身も心もクールダウンと言った感じだろうか。上ってきたコースとは別の下りの順路があり、この辺り森も深く小川が流れ、途中小さいお地蔵様があったりと散策するには持って来いの場所であった。

 ぐるっと一周してまた元の地点 - 右折と左折コースに戻ってきた。後は出口に向かうだけだが、この辺りの紅葉が丁度見頃であった。緑と黄色と赤の実に素晴らしいグラデーション、この時期私がイメージしていた通りのグラデーションで、そこに日が当たりきらきらとした様は実に美しき日本の光景でした。

 表に出ると更に人出が増えているようだった。海外から観光客が来ないこの時期でもこの混みようであるなら以前の混みようと言ったらどれ程であったのだろうか。


 大原に着いた時点で帰りの時刻をチェックしておいたのだが、14時過ぎに確か京都の中心部に戻るバスがあったように思う。ちょい早足でバス亭まで戻ると14時前だったが1本バスが止まっておりこれから出発するようである。行き先を確認すると京都中心部まで行くようだ。時刻表にはなかったバス?か、臨時便とか、私が見落としていたとか。兎に角直ぐにバスに乗れて良かった。そもそも乗ろうと思っていたバスを逃すと次に来るのは30分後でもあったので。

 初めての場所に行く時はとても時間が掛かるように感じるが、帰りはあっと言う間、という事がよくある。まさにこの時もそのような感覚であっという間に京都の中心部に戻ってきた。これから京セラ美術館へ行くので終点まで乗らず、途中の川端三条でバスを降りた。

 お昼はお団子1串だけだったのでひとまず遅い昼食を取りたい。バス亭の側に老舗の麵屋があったのでここに入る事にした。京都に来たら必ずニシン蕎麦を頂いており、今回は翌日お気に入りの蕎麦屋へ行こうと思っていたのだが、ニシン蕎麦の誘惑に勝てず、結局頼んでしまった。

 ちょっと甘辛いニシンが実に関西の出汁にマッチして、これを食べる度に京都ではやっぱりこれでなくっちゃ、と思うようになったお気に入りの一品である。

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