路面電車「みなと」、そしてながさきの猫たち

 明けましておめでとうございます。2022年、今年も新年は長崎で迎えて来ました。

 長崎空港到着後、市内までバスで向かいバスを降りると町中なのにトンビの群れ・群れ・群れ。何事であろうか。一富士二鷹・・まだ年末ではあったけれど、これが鷹だったら多少は縁起がいいのかもだけど、それにしてもかなりの数のトンビたちにちょっとばかりびびってしまった。

 到着してからは暫く寒かった長崎、真冬にも関わらずうちの近所ではブーゲンが見事に咲いていており、体感とは裏腹に見た目は夏っぽさの様相を呈しておりました。

 新年最初に乗った路面電車が「みなと」 - こちら豪華列車「ななつ星」をデザインした水戸岡鋭治さんのデザインで - 長崎市では1台だけ走っているというレアもの。たまに見掛ける事はあってもなかなか乗るチャンスがなく、これまで1度しか乗ったことなかったのですが、新年1発目、最寄り駅に向かうべく(心の中では「みなと」だったらいいなぁ位 思い)、坂を上がり切るとそこに止まっていたのはまさに光輝くメタリックブルーの電車、新年早々気分も上がりました。

 因みにこちらの「みなと」は特別料金が必要という訳でもなく、他と同じ料金で乗れるので何だかちょっぴり得した気分。うちからの最寄り駅は始発の電停で、この日は乗り込んで発車を待つ暫くの間、運転手さんが電車について色々と説明してくれました。

 寒い寒いと思っていましたが、年が明けると寒さも若干弱まり、ぶらぶらとちょっと散歩できるくらいの気候に - ネコ達も陽気に誘われてか、ひなたぼっこ、そして道々でお昼寝しておりました。

 新年という事でやはり初詣へ - うちの近所の諏訪神社へと向かい、延々と続く階段を登り切るとそこには参拝する人々の長蛇の列が。平日だったのですが、まだみなさんお正月休みであったのでだろうか1時間位待ちとの事で、まぁ私は昨年、諏訪市の諏訪神社本宮に参ったし、と勝手な理由を付けて今回はちょっとパスしてお守りだけ購入し神社を後に。初詣は今住んでいる家の近所でもう少し落ち着いたら参ることにしよう。

 そして馴染みのお店にちゃんぽんを食べに行くことに - こちらのお店は実に2年ぶりだったのですが、店主の子供達もすっかり大きくなり、お店のお手伝いもテキパキとこなし時間の流れを感じてきました。3年前くらいにお店で一緒に漢字の勉強をした娘さんも今では小学4年生になり、1人で注文取りに来て、食べ物を運んだりと、そんなお店の様子にほっこりしてきました。家族経営のお店っていいですよね。

   長崎の町を歩けばネコにぶつかる、という位長崎はネコの町でして、みなさんも長崎を訪れた際には色んなネコ、探してみて下さい。今年はネコ科の寅年ですし。

 そんな訳でして今年もよろしくお願いいたします。

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