再訪、21世紀美術館

 鈴木大拙館を後にして、お次は21世紀美術館へ。
こちら、昨年9月にも訪れたばかりだったので、敢えてまた行く事もなかったのだが、この時期、「内藤礼 うつしあう創造」展を開催中でこれは是非とも見てみたい展示でもあり今回の再訪となった。

 それにしても美術館はこんな時期にも関わらず、それなりに賑わっており鈴木大拙館からやって来たら何だかラオスの山奥から賑やかなバンコクの街並みにやって来たようでもあった。

 外は相変わらず賑わっていたので、以下は翌朝散策した際に撮影した写真。朝はこの周辺は散策するのに気持ちよいし、何より誰も居らず、ゆっくりと野外の作品を鑑賞できるのがよい。

 さて、再び、”翌朝”から”今”に戻り・・・、内藤礼さんと言えば、瀬戸内に浮かぶ島、豊島(てしま)にある豊島美術館の作品が有名であるが、今回の展示もかなり豊島の美術館寄りの作品でした。(中は撮影禁止。)
 -目にははっきりと見えないようなもの、例えば光だったり風だったりを感じさせる作品は、やはりと言うかさすがに良かった。しかし、個人的な感想だけど、やはりあの豊島の美術館や周りの自然と一体となって作り上げられた作品には、元々ある美術館を舞台にした所に設置された今回の作品だと敵わないのかなぁ、というのが率直な感想でした。

 もう1つの企画展「de-sport : 芸術によるスポーツの解体と再構築」は、3年前に横浜トリエンナーレでも見た映像作品があったりで、東京オリンピックに合わせての開催となっていたんだろうけど、敢え無くオリンピックが延期になってしまい何だか宙ぶらりんな感じになってしまいましたがそれなりに楽しめる作品が沢山ありました。
 特に、元々ナチスのプロパガンダの為に始められたと言う聖火リレーに関する映像作品(ナチスに追われて亡命したヴァルター・ベンヤミンの道筋を辿った映像作品)は、とても興味深く、考えさせれた作品でした。

 あと、個人的には金沢の市民にアンケートを取って、21世紀美術館についてどのように思っているかをインタビューした作品なんかを展示していた「私たちの私たちによる私たちのための美術館」など、地元の方々の率直な意見が知れて面白かった。(歓迎の意見もある中、割とネガティブに - 常に混雑しているとか、来場者数が増えすぎたなどの意見 -などなど地元の人達の心中を知れたよい展示でした。)

 そして、レアンドロのプールはコロナ対策の為、中に入る事が出来ず上から眺めるだけだったので、何だか普通のプールをただ上から眺めているよう、、でした。

 夜は香林坊近くの木倉町を散策。この辺りは面白そうなお店が沢山集まっており、昨年は見つけられなかった通りとかも新発見して、この辺り地元の詳しい人と一緒に飲み歩いたら実に面白そうなエリアだ。

 香港で有名なチョンキンマンションの名前を冠したお店も発見。残念ながら気分的にアジアンな気分ではなかったので、スルーしたがとっても気になるお店。

 季節は夏ですが、今回は前回食せなかった金沢おでんを食べることに。
なるほど、金沢のおでんは京風のような?ほんのり甘い出し汁が効いた上品なおでんでした。

 アートも楽しめて、街中散策も楽しくご飯も美味しい町、金沢。
やっぱり金沢はいつ訪れても楽しい町でした。

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