鬼押出し園、ジョンとヨーコのバラード

草津を後にし、次の目的地は嬬恋村にある鬼押出し園。
そちらに行く前にまずは湯畑から歩いて5分ほどの距離にあるコンウォール・リー公園へ。
-コンウォール・リー氏とは英国出身の女性でその生涯の大半をハンセン病患者の為に捧げ、ここには彼女の寄進により建てられた公園があり、草津の片隅にとても静かで、心地よい空気・雰囲気が漂う空間-それがコンウォール・リー公園でした。

昨年丁度、瀬戸内に浮かぶ大島-ハンセン病国立療養所・大島青松園が現存-を訪れ、実際に現在の島の様子や、アートを通して島や患者さんの歴史を見て来たばかりであったので、最近、ハンセン病の事を知る機会が多くなり、まだまだ色々と知らければいけない事が沢山だなぁと思わされる事ばかり。
大島を訪れた時のBlogの記事はこちらになるので良かったら見てみてください。

因みにハンセン病を取り扱った小説として有名なのは松本清張氏の「砂の器」や遠藤周作氏の「私が棄てた女」などなど。機会があれば、これらもぜひ読んでみてください。


コンウォール・リー公園を後にして、草津から軽井沢方面へ
-峠を越えて、そして鬼押ハイウェーを通り、鬼押出し園へ。
”鬼押出し”なんて何やらオドロオドロシイ名前が付いているけど、そもそも、鬼押出しなんて何ぞや-って感じですが、ここは1783年の浅間山の噴火により流れ出して溶岩が積み重なっているまさに絶景・奇岩の風景が広がる一帯なのであります。

そして、ここには何とあのジョンとヨーコが息子ションを連れて1977年に訪れており、園の入り口に彼等の写真が飾ってありました。
 これまであまり見たことないジョンとヨーコのとっても寛いだ家族的な写真が何とも素敵でした。
まさにジョンとヨーコが色々な場所を訪れるエピソードを歌っている楽曲-The ballad of John And Yoko(ジョンとヨーコのバラード)が聴こえてきそうでありました。

-”We’re only trying to get us some peace”-”僕らはただみんなに平和をもたらそうとしているんだけなんだ”(歌詞一部抜粋)なんてね。

表参道を抜け、炎観音を拝み(これが素晴らしかった!)、約30分掛けて奥の院参道を歩き、最後、象に見えると言う溶岩を拝んで、鬼押出しを後にし軽井沢へ。

この日は天気がよく遠く栃木の!男体山まで見えると言う絶景でした。

そして、ジョンとヨーコも見つめたであろうこれらの景色、2人は一体ここでどんな事を思い、どんな事を語らったのだろう。

軽井沢では石の教会をまず訪れましたが、この日は丁度挙式が執り行われており、中まで見学できず残念!今回は外からの見学だけ。。

その後、軽井沢ショッピングプラザをちょっとうろうろして、カレーを食し、最後軽井沢銀座で、銀ぶらして一路東京へ帰って来ました。

1泊2日とちょっと慌しく聞こえるかもですが、一緒に旅したメンバーがメンバーだったせいもあるのか、何だかのんびりとした時間を過ごせてゆっくりできました。

あんなに雪景色な日々だったのに、途中パーキング寄ったら、木蓮の花が満開でした。季節は確実に一歩一歩と春に向かっているようです。


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