今年も暑い季節がやってきた。そして、毎年恒例の長崎帰省。今回は姉の息子、つまりは甥っ子も長崎に来る日程がほぼ重なった事もあり、色々と忙しいというか充実した長崎滞在であった。
因みに甥っ子は今回東京からの1人旅帰省。高校1年生になったとは言え1人旅とははすごい。もうすっかり大きくなったものだ。そんな訳で長崎に到着して直ぐに家族みなで食事へ - 長崎と言えばやはり魚、魚、魚。私は以前八戸での旅ですっかりお気に入りになった陸奥八仙という日本酒をのみながら久々の家族再会に乾杯してきた。
それにしても今回は雨が少ない長崎だった。毎年この時期は台風やら低気圧の影響を受けて、ざーっと雨が降る事が多いのだが、今回は晴れ続き。そしてこの時期に目立つのはやはり、鮮やかなピンク色の百日紅(さるすべり)。
うちの近所や長崎の街中あちらこちらで見事に咲き誇り、正に夏真っ盛りと言った感じでした。
ー 甥っ子が島原の大三東駅に行ってみたいという事で、2年前にも訪れた我々であったが、折角なら、という事で出掛けてきた。
前回は曇り気味の天気であったけど、今回は見事な快晴!空の色が違うだけでこんなに見栄えが違うのか、という位、素晴らしい風景でした。駅に到着後(因みに我々は車で向かった)、タイミングよく列車がやって来て、黄色いハンカチと列車の写真が撮れました。
風に靡いている黄色いハンカチは、駅構内にある500円のがちゃがちゃで購入でき、それに各人の願い事やメッセージを記載して、その後、駅の一角に設けられた専用の場所に掲げるという仕組みになっている。その後、一定期間掲げられた後は神社にちゃんと奉納されるらしい。
- 前回は特にハンカチは購入しなかったのだが、甥っ子(兄)がやってみたいという事で、まずはがちゃがちゃで黄色いハンカチを購入。
さすがに我々の世代になると姉も私も家族の健康祈願を書くものであるが、甥っ子(兄)が書いたのは、甥っ子(弟)への願い - 実に弟思いの兄に育ったようである(因みに今回は甥っ子(弟)は野球の練習の為、長崎には来れず)。
ハンカチの中には「猫がいっぱいきますように」?というようなメッセージも。
この後は大三東駅から車で10分ほどの距離にある銀水さんへ - 島原名物のかんざらし - という白玉が食べられるお店だ。このスィーツの存在は私は名前は知っていたのだが食べるのは実は初めて。
島原の美味しいお水が育んだスィーツ、お店の前には湧水もあり、さすがは水の町、島原だなぁと思わせてくれる。
お店はかなり混んでて1時間ほども待ってしまったが、店内の雰囲気もよく、ラムネと一緒にかんざらし、頂いてきました。感想としてはとても美味しかった。スィーツ天国の台湾で食べるようなモッチモッチの白玉で、これはまたもう1度食べてみたいかも。島原にはかんざらしのお店は結構あるようなので、他のお店の味も試してみるのもいいかな、と。
そして今回は、何と2年前に八重山諸島の黒島という離島で宿が一緒になってすっかり仲良くなったHさんが大阪から五島列島と旅して、帰りに1泊だけ長崎市に宿泊するという事で2年ぶりの再会。
汽笛を聞きながら、長崎の美味しい魚をつまみに島の話、旅の話に花を咲かせました。旅先で出会った人とこうやってまた再会できるって事はとっても幸せな事だなぁという事で、何だかてんこ盛りな長崎帰省でしたが、充実した日々でした。