雪原のHARA MUSEUM ARC

2020年末で惜しくも閉館を予定している品川の原美術館。
その原美術館の姉妹館、HARA MUEUM ARC-こちらは昨年9月に中之条ビエンナーレを訪れた際、近くまで行ったのだが、時間がなかった為惜しくも訪れられなかったところ。

今回、コロナウィルスの影響で閉館という事もなく、しかも丁度訪れた日が冬季休業明けの日というナイスなタイミングでゆっくりと作品を鑑賞してきました。

3月14日(土)の早朝、旅仲間と練馬で集合しレンタカーを1台借りて関越道を北上、まずは渋川市の雷亭で昼食。ここはうどんが有名らしいが蕎麦好きな私はいつもの如く蕎麦を注文・・・

朝から雨だった天気はHARA MUSEUMに到着する頃には雪に。。
今冬は横浜でまともとに雪が降らず、雪を見ることなく春になるかと思いきやまさかのこのタイミングで今年最後になるであろう雪を見ることになるとは。

冬季休業明けの為か、美術館はほどよく空いており、ゆっくりと作品を鑑賞。
地方で美術館を訪れる度に思う事はやはり、作品と建物が1つになって、普段より作品が心に響くということ。東京なんかの美術館で見るのとはまた違った、展示されている作品を見るために作られた建築-うまい具合に作品と建物の相乗効果があり、とても贅沢な時間。

特別展示室の原六郎コレクションの作品も素晴らしく、本当どれもよかった。
金沢の21世紀美術館、十和田の十和田現代美術館など、地方にある現代美術館は本当にどれも素晴らしい。
そして、閉館する前に品川の原美術館も訪れねば、と強く思うのでした。

HARA MUSEUM ARCを後にし、榛名山の麓、そして伊香保を越えて草津へ。
伊香保の有名な石段と言うのは車の中から横目にちょっとだけ見てきました。

しかし、この道中、雪がもの凄くて、一面白銀の世界!
全てが白色に染まり、木々には雪の花が咲いているようで、とても美しかった。
話はちょっと逸れますが、昔、中国の四川省でよく飲んでいた雪花ビールというのは、きっとこのような景色を見ながら思いついたネーミングなのだな、と今更ながらに思ったり。

一面白銀の世界!

雪道も無事にやり過ごし、久し振りの草津に到着。
昨年の9月以来なので丁度半年振り。
あの頃はまだまだ暑かった草津、今回はあの頃とはがらっと変わり、気温0度前後の世界。

しかし、温泉の蒸気の為?か、全く寒さを感じず、行く前にから天気予報をチェックして寒さにびびっていた私でしたが、震えるほどの寒さもなく、寧ろ丁度いい天候、そして雪景色が美しかった。

草津はやはりいつ来ても素晴らしく心落ち着くところである。
そして、再び、半年振りに草津周辺の旅が始まりました。

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