金車文芸中心にて、台湾・朋友のグループ展を観る

まずは台湾の旅の話から。
台湾の西の端、金門島から台北へフライト。
 
前回同様、今回も宿の方が空港まで車で送ってくれた。
今回は4泊も出来たので、見たいところはかなり見て回れたと思う。
しかし、まだ見足りないところもあるので、いつかまた訪れたいとも思う。
途中、飛行機の中から海を見下ろすと美しい島が見えたが、あれは何という名前の島だろうか。
そんな事を思っているとあっという間に台北・松山空港に到着。

天気がこれから崩れるのであろうか。4日振りの台北はかなり蒸し暑い。
特に金門島は全くと言っていいほど湿気がないので、ここ台北では蒸し暑さを特に感じる。
そして、やはり金門島とは全く違う街の雰囲気で、都会的とでも言ったらいいのか、根本的に文化とかそんなものが違っている気がする。

一旦宿に荷物を預け、そこから歩いて直ぐのところで今回台湾の友達がグループ展をやっているとの事で見にいくことに。
宿には猫たちも居て、実に可愛らしい。

訪れたのは「金車文芸中心」というギャラリー。
勝手に頭の中でビルの1Fにあるギャラリーだと思っていたが、ビルの3Fにあるようだ。

今回のグループ展のタイトルは「凝視他方的旋轉小路 - 關於寫實」 - 英語タイトルだと「Gazing at the Twisting Paths Beyond: Taiwan Realism from 1960’s」ということで、1960年代からの台湾の写実主義的な作品を集めた展覧会であった。

台湾の友達のリョウくんはその昔、横浜で知り合った絵描きさんなのだが、
コロナ期の頃に台湾に帰ってしまったため、会うのは実に5年か6年振り。

タイミング良く今回会える事が出来て良かったというのと、彼の作品に加え(分かる範囲で)
他の方々の作品解説もしてくれて色々と知見が広がった。

平面の作品だけだと思ったいたのだが立体作品も幾つかあり、それぞれ楽しめました。

作品の色々な解説の中で、興味深かったのは台湾で古くから使われているガラスの話。
写真だと分かりにくいのだが、こちらの作品(↓)、台湾で使われている古いガラスを描いたもので、
最近はあまり見掛けないガラスとのことであった。
確かに日本にも同じような事があって、昔の家で使われている窓などに使用されている
ガラスは独自の美しさがあり、最近はあまり見掛けないものが増えてきた。
こんな美しいガラス、いつか実際にどこかで見てみたいものだ。

それにしてもこの作品、写真のような繊細さがあり、とても描いたとは思えない緻密さがあった。

一通り作品を見終わり、近くのカフェにお茶をすることに。
旅の話、台北の話、アートの話などなど、話は尽きない。

訪れたこのカフェの建物が実に洒落たデザインで、日本では最近あまりこのような凝ったビルは見掛けなくなったような気がする。

そんな訳で、台湾の友人と久々の再会、そして作品も色々観る事ができ、堪能できた。


夜、台北ではよく立ち寄るデザートの豆花屋さんへ行ったところ、デザートを載せるお盆が
今日話していたガラスのデザインと同じで驚いた。
このお店にはよく行っているのだが、今までと言うか、絵も見ても同じデザインのガラスが
使用されていたとは気づかなかった。

きっと今日あの絵を見てなかったり、リョウくんからガラスの話を聞いていなかったら、
このガラスの事にも気づいていなかっただろう。

また1つ台湾の事を知れた、そんな良き1日であった。

こちらのグループ展は5/18で終了しています。